良くも悪くも福本伸行マンガ| 銀と金
これもお正月にまとめて読んだマンガ。
福本伸行のマンガは天・アカギ等どれも面白いですね。「銀と金」は金融を舞台にした話のはずなんですが結局ギャンブルやっちゃってます(笑)。相変わらずの心理戦で面白いのですが、なんだか話しにまとまりが無くってアカギや天ほど勝負に深みがないです。
そういう意味で同じ福本マンガでも「黒沢」は群を抜いて異色で面白い。ただの中年男性が工事現場で働いているだけなのに、生死をかけたギャンブルやゲームをしてるかのような心理戦があり勝負がある。それが日常であるがゆえに滑稽さと悲哀が生まれているのです。黒沢映画化とかしないかなぁ