ウディ・アレン40本目の本作はNYが舞台 | 人生万歳!
久しぶりのウディ・アレン。私は好きな映画を3つ挙げるとすると、アニー・ホールは絶対に外せないくらいにウディ・アレンが好きなんです。ちなみに、もう一本はイル・ポスティーノ、三本目はちょっと選べない。ウディ・アレンの40本目の映画となる本作は久しぶりにNYを舞台にしています。相変わらず(笑)の神経を病んだ偏狭で気難しい男性が主人公ですが、本作はさらに「年の差」とい障害が加わっています。この辺り、ウディ・アレン自信が年をとってきて感じるところがあるのでしょうか。映画開始のっけから主人公が観客に話しかける演出などアニー・ホールを彷彿をさせますが、ストーリーは切なさよりも清々しさが強いです。特に厳格なクリスチャンだった母親が男性に奔放になり、父親がゲイに目覚めるなど人生万歳な展開。
ウッディ・アレンの監督第40作となるコメディ。現代のニューヨーク。かつてノーベル賞候補だった天才物理学者のボリスも、今では社会から孤立し自堕落な日々をおくる気難しい初老の男。ある夜、ボリスの家に南部の田舎町から家出してきた娘メロディが転がり込み、そのまま居座ってしまう。2人は生活をともにするうちにひかれあい、年の差を乗り越えて結婚するが……。主演は人気コメディアンのラリー・デイビッド。ヒロインのメロディに「レスラー」のエバン・レイチェル・ウッド。