リトル・マエストラ |映画

漁村のアマチュアオーケストラの指揮を、女子高生が務める話。別の事務作業しながらTVについていたので最後までみたけど、登場人物の行動が理解不能で不自然に感じた。医者に止められてるのに夢を叶えるといってスポーツやるのは美談ではないと思うなー

商品の説明

内容紹介

さあ、威風堂々と生きよう

★天才女子高生指揮者が小さな漁村のオーケストラを救う!
ダメオケ復活なるか? 『のだめ』に続け! ? 笑いあり、涙ありの爽やかな感動作が誕生!
★『阪急電車~片道15分の奇跡~』『コドモ警察』NHK朝ドラ「あまちゃん」で注目の有村架純主演!
EXILEのMATSU、釈由美子、蟹江敬三他豪華キャストが集結!

★文化都市・金沢など石川県オールロケを敢行。
風光明媚な港町・福浦港の美しい風景が贅沢に映し出される。『武士の家計簿』同様、ご当地映画として力強いバックアップ!

★オーケストラが演奏するエルガーの『威風堂々』、モーツァルト「交響曲 第40番 ト短調」、シベリウス「交響詩フィンランディア」など名曲の数々が、作品を鮮やかに彩る!
主題歌は人気ユニットmoumoonの書き下ろし!

★映像特典
劇場予告編

★ストーリー

漁獲量も落ち過疎化が進む港町。
アマチュアだけど数十年活動を続けているオーケストラがあった
。世界的指揮者オルフェンシュタインの日本人弟子だったという老指揮者・吉川のもと、コンクールを目指し、日々練習に励む町の人々からなるメンバーたち。
ところが吉川が急死、急遽代理の指揮者を探さなければならなくなる。
白羽の矢がたったのは、吉川の孫娘・女子高生の美咲だった…!
マエストラ出現! と町の人々は大喜びだが、実は美咲には秘密があった。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

石川県の志賀町と金沢市を舞台に、『阪急電車~』の有村架純主演で贈るご当地映画。過疎が進む港町にあるアマチュア・オーケストラの老指揮者・吉川が急死し、急きょ孫娘の女子高生・美咲が指揮を務めることに。だが、実は美咲にはある秘密があった…。


サン・オブ・ゴッド |映画

「永遠のベストセラーの映画化」という広告文句はいかがなものかと思いながら、豊橋まで観に行ってきました。

感想は比較的聖書に忠実だと感じました。聖書の映画化というとメル・ギブソンのパッションが有名で、非常に暴力的でキリストに対する残虐を描いたことで話題となったけど、この映画はそんなことはないと思う。といっても、聖書を解釈する以上は少なからず異論反論は起こること間違いないですが。例えば、キリストを演じたディエゴ・モルガドはあまりにも端正で甘いマスクだというので、一部では議論になっていたようです(笑)。たしかに、このキリストは優しく常に笑顔を絶やさない人物に描かれており、父性としての厳しい面はあまり描かれていなかったように思う。どちらかと言うと人の子としての側面が強調されていた。

また律法学者とローマ総督の間の思惑によってイエスが罪人とされる展開が興味深かった。律法学者達はイエスによって民衆に暴動が起こり、それを口実にローマ帝国が介入することを防ぐために、イエスを捕らえたとして描かれている。また、ユダはイエスを裏切ったののは混乱を起こすイエスを止めるためであったと描かれていた。この辺りのストーリーを合理的に整合性を取るための解釈は新鮮でした。

解説
聖書を題材にした全10話のミニシリーズとして2013年に米ヒストリー・チャンネルで放送され、全米で反響を呼んだドラマ「ザ・バイブル」を映画化。「イスラエルの王」と預言されたことから、生まれながらにして暗殺の標的にされたイエス・キリストが、いかにして時の権力者から危険人物とみなされ、十字架にかけられなければならなかったのか、その隠された物語を、最後の晩餐や十字架の試練、奇跡の復活といった誰もが知るエピソードとともに描く。主演は「ザ・バイブル」でもイエス・キリストに扮し、その端正なルックスで注目を集めたポルトガル出身のディエゴ・モルガド。

スタッフ
監督クリストファー・スペンサー 製作マーク・バーネット
ローマ・ダウニー
脚本クリストファー・スペンサー
コリン・スウォッシュ
キャスト
ディオゴ・モルガドイエス・キリスト
ローマ・ダウニー聖母マリア
グレッグ・ヒックスピラト
エイドリアン・シラーカイアファ
アンバー・ローズ・レバマグダラのマリア
全てのスタッフ・キャストを見る
作品データ
原題 Son of God
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ブロードメディア・スタジオ
上映時間 138分
映倫区分 G


瞳の奥の秘密 |映画

第82回(2010年)米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画。アルゼンチン映画ってあまり馴染みがないですが、見始めてまず最初に、なんで裁判所職員の主人公が事件の捜査してるのか分からず混乱してしまった。後で調べてみたら、アルゼンチンの司法制度は予審の制度があって重要犯罪では、判事の指揮で捜査が進められることがあるとのこと、本筋とはあまり関係ありませんが。でも、アルゼンチンという異国で繰り広げられる情緒あふれる映像や人間関係が面白かった。

「瞳の奥の秘密」のタイトルどおりにラストの秘密にはゾクゾクっとするような驚きがありました。25年も持続する愛と憎しみに、見終わった後もしばらく余韻を引きずるあたり、やはり秀作と呼ばれる所以なのでしょう。

瞳の奥の秘密 [DVD]
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東宝 (2011-02-18)
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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。刑事裁判所を定年退職したベンハミン・エスポシト。25年前の殺人事件を題材に小説を書き始めた彼は、当時の上司・イレーネとの再会を機に、事件の裏側に潜む謎に迫っていく。
内容(「Oricon」データベースより)
ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年―未解決の謎を小説にする男に封印された愛が甦る。刑事裁判所を引退したベンハミンは、忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。ベンハミンは判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。第82回アカデミー賞・最優秀外国語映画賞受賞作品。


ライフ オブ パイ |映画

想像していた内容とかなり違って面食らった。映画予告見ただけででは、トラと一緒に漂流した少年が、トラと友情を育んでいく的な内容を想像してたんだけど。見終わってみるとストーリー自体が一つの隠喩になってることが最後の最後に明かされる。

つまりパイがトラ、ハイエナ、オラウータン、シマウマと漂流したという話は作り話で、本当は、パイ、母親、コック、日本人船員の四名が漂流していたが、途中で他の3人は死亡してパイだけが助かったと。どちらの話が真実か、劇中では明確な答えは提示されないが、そういう目で見てみるとこの映画全体の意味がまるで変わってくる。

宗教観、死生観など色々考えさせる映画でした。映像綺麗で映画館で3Dで見たら綺麗だっただろうなぁ。でも少し冗長です。

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 4枚組コレクターズ・エディション(特製ブックレット付) (初回生産限定) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2013-06-05)
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内容紹介
『アバター』以来、驚異の映像美―― TIME誌
アカデミー賞(R)最優秀監督賞含む最多4部門受賞、アン・リーが贈る感動のアドベンチャー!

パイ・パテル(少年)…スラージ・シャルマ(木村良平)
パイ・パテル(成人)…イルファン・カーン(本木雅弘)
サントッシュ・パテル…アディル・フセイン(木下浩之)
ジータ・パテル…タブー(山像かおり)
ライター…レイフ・スポール(土田 大)
コック…ジェラール・ドパルデュー(菅生隆之)

監督:アン・リー
脚本:デヴィッド・マギー
原作:ヤン・マーテル
製作:ギル・ネッター/アン・リー/デヴィッド・ウォマーク
●字幕翻訳:古田由紀子 ●吹替翻訳:栗原とみ子

1960年代初めのインド ポンディシェリで生まれた少年パイ・パテルは、父が経営する動物園で動物たちと触れ合いながら育つ。ところが、パイが16歳になった年、人生が一転する。両親がカナダ モントリオールに移住することを決め、家族と動物たちは貨物船でカナダへ向かうのだが、太平洋のど真ん中で突然の嵐に見舞われ沈没してしまう。たった一人、救命ボートにしがみつき一命を取り留めたパイ。しかし、そのボートにはリチャード・パーカーと名付けられた凶暴なベンガルトラが身を潜めていたのだった……。小さなボートと僅かな非常食、そして一頭のトラ。果たしてトラは少年の命を奪うのか、それとも希望を与えるのか!? かくしてパイと一頭のトラとの227日にも及ぶ想像を絶する漂流生活が始まった。


ペントハウス |映画

素人の泥棒集団が富豪の部屋に忍び込もうとアレコレ策を練るクライム・サスペンス+コメディー映画です。オーシャンズ11とかと似た感じですが、なんか辻つまが合わない様な気がするところが多々ありました。そういうところは気にせず頭をゆるめて観ると楽しい映画でした。
主役のベン・スティラーって、しょっちゅう色んな映画に出てますね。普通で何気ない役で出てるので目立たないことが多いですが。

ペントハウス [DVD]
ペントハウス [DVD]

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ジェネオン・ユニバーサル (2012-12-21)
売り上げランキング: 54,700

内容紹介
全財産は最上階(ペントハウス)、トリックを見破れー。20世紀と21世紀を代表する豪華夢の初共演!ベン・スティラー&エディ・マーフィによるアクション・コメディ!

【キャスト】
ベン・スティラー/エディ・マーフィ/ケイシー・アフレック/アラン・アルダ

【スタッフ】
監督:ブレット・ラトナー

■製作年:2011
■Disc枚数:1
■画面サイズ:16:9
■収録時間:104分

※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「ナイト ミュージアム」シリーズのベン・スティラーと『ドリームガールズ』のエディ・マーフィ共演で贈るクライムアクションコメディ。素人泥棒集団が、大富豪のペントハウスから20億円を盗もうと奮闘する。“ユニバーサル・シネマ・コレクション”。
内容(「Oricon」データベースより)
ビルオーナー(大富豪)VS使用人(庶民)!ビルの最上階に隠された大金を奪い取れ!金融詐欺で逮捕され、FBIの厳重監視下にある富豪のペントハウスから彼の隠し財産を盗み出すクライム・エンターテイメント!FBIの大包囲網の中、素人泥棒集団が挑むスリルと迫力の大混乱バトル!ベン・スティラー、エディ・マーフィ、ケイシー・アフレックほか出演。


最強のふたり |映画

スラム街出身の黒人のが大富豪の介護役に選ばれて、最初は2人の住む世界の違いに戸惑いながらも友情を育んでいくという、なんともベタベタはストーリーですが、最期まで面白く観れたのは役者の魅力によるところが大きいと感じました。オペラを観劇した時に、舞台衣装を着て歌う役者をみて黒人のドリスが大爆笑するシーンは笑った。

最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント (2013-03-22)
売り上げランキング: 1,085

【ストーリー】
ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス。もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ。何もかもが正反対のふたりが、事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。
互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。だが、ふたりが踏み出した新たな人生には、数々の予想もしないハプニングが待っていた──。
人生はこんなにも予測不可能で、こんなにも垣根がなく、こんなにも心が躍り、こんなにも笑えて、涙があふれるー。

【キャスト】
フランソワ・クリュゼ
オマール・シー
アンヌ・ル・ニ
オドレイ・フルーロ
クロティルド・モレ

【スタッフ】
監督・脚本:エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
撮影:マチュー・ヴァドピエ
音楽:ルドヴィゴ・エイナウディ
編集:ドリアン・リガール=アンス
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
首から下が麻痺した大富豪とスラムの黒人青年の友情を描いたヒューマンコメディ。車椅子生活を送る大富豪のフィリップは、その気もないのに介護者面接にやって来た場違いな黒人青年・ドリスを採用するのだが…。


バベットの晩餐会

久しぶりの映画。内容の予備知識なしで見始めたんだけど、地味ながら慎ましく生活する人々に魅入ってしまった。後半から打って変わって鮮やかな料理の数々にお腹が空いてきました。いい映画でした。

バベットの晩餐会 HDニューマスター  [DVD]
紀伊國屋書店 (2011-11-26)
売り上げランキング: 4,110

内容紹介
ただひたすらに牧師の父の教えを守り続け、慎ましく生活を送る姉妹。
そこに現れた一人の女性により、姉妹、そして周りの人間が幸せを感じ始める。
食べることの幸せ、そして心と体が温まる逸品!

19世紀後半、デンマークにある海辺の小さな村に、牧師と彼の美しい姉妹マーチーネとフィリパが暮していた。姉妹の美しさは有名で、あらゆる若者が求婚にくるが、父は娘二人に仕事を手伝ってもらいたいと願い、申し出をすべて断っていた。そんなある日のこと、たまたま村に滞在することになったスウェーデン軍人のローレンスが、姉のマーチーネを見初める。しかし現在の恋よりも自らの将来を選んだ彼は、身を引いてしまう。次いでフランスの有名な歌手パパンが休養の為にこの村を訪れ、フィリパに恋をする。パパンはフィリパに接近するが、彼女は戸惑い、パパンと会うのを止めてしまう。
そして月日が流れ、父親が亡き今も二人は夫を持たず、村人の世話をしたり信者たちの集いを催したりしながら慎ましく生活を送ってきた。そこにかつてフィリパに恋したパパンの書いた手紙を携え、フランス人女性バベットが現れる。 やがてこのバベットが姉妹を、そして村の人々の心と体を温かく包み込むことになる……

原作者は、デンマークの紙幣にもなるほど有名な女流作家カレン・ブリクセン(1885~1962)。アイザック・ディネーセンのペンネームで活躍したことでも知られる。 監督のガブリエル・アクセルは、デンマークとフランスを行き来しながら映画・テレビ演出を手がけ続け、とりわけフランスのテレビ局製作で数々の文芸作品をドラマ化して高い評価を受けた人物。
映画『バベットの晩餐会』は原作の精神を出来得る限り尊重しつつ、映画ならではの視覚描写を用いて、前半の禁欲的で寂れた寒村の描写と、後半の温かみある晩餐会の場面との間に極端な落差を設け、バベットの料理の力によって人々が次第に活き活きとしてくる様子をより効果的に強調している。
観終わった後、胸の奥に幸福な温かみがしっとりと広がり、不思議と食欲が湧いてくる逸品。
HDニューマスター
表紙画:高橋常政
【特典】
収録:予告編、フォトギャラリー
封入:解説リーフレット(飛田和緒、遠山純生 40頁)
(C) 1987, A-S Panorama Film International. All Rights Reserved.


こんなウルヴァリンは観たくなかった!! | 映画感想 「ウルヴァリン SAMURAI」

観てきました。X-MEN最新作、「ウルヴァリン SAMURAI」。
感想はひとことで言うと、「今までのX-MENと毛色が違う・・・」。

今回は日本を舞台にしてるのですが、恐れていたとおりに、外国からみた間違った日本がこれでもかと描かれています。なんかちょっとギャグっぽい場面があったりと、今までのX-MENのシリアスは雰囲気とひと味もふた味も違った味わいとなっています。

これまでのX-MENシリーズでは人類vsミュータントといった壮大なテーマがあって、その中で登場人物達がそれぞれの哲学を持ち、自分の存在に苦悩しながら闘っていくのが魅力だったのですが、今回はただの跡継ぎを巡るお家騒動でもんなぁ。スケールが小さいです。

繁華街で喪服の女性を守りながらヤクザと戦うシーンは、そこだけ切り取ると日活映画と区別が付かないと思う。そして、何故かだか、そういうシーンにウルヴァリンは意外としっくり馴染んでいるんですよね。ローガンって日活顔なんですよ。彫りの深さとかは竹内力に近いものがありますし。

意外な発見できたのは良かったですが、今回のローガンは最初っからなんだか元気が無くって落ち込んでいるんです。敵の策略により再生能力を奪われて、肉体的にも弱っているし、なんだかローガンっぽく無くって見ていて大変ストレスフル。出会ったばかりの女性と恋に落ちたりしてるし。ローガンってもっとタフでストイックなのが魅力で見ていて爽快だったのに。

っとまあ、内容的にもストーリー的にも今までのX-MENからは、かなり逸脱した部分のある作品ですが、まあ外伝だと割り切れば、ウルヴァリンの意外な一面が知れてコアファンとしては嬉しいのかも。

それから、最後に今後の展開に繋がる重大なシーンがありました。なんと、あの人が再び登場するとは!自作が楽しみです。

映画『ウルヴァリン:SAMURAI』オフィシャルサイト

X-MEN:ファースト・ジェネレーション [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-06-02)
売り上げランキング: 3,554

「目に見えぬ別の物語が必ずある」 映画 刑事ベラミー

刑事ベラミー [DVD]
刑事ベラミー [DVD]

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紀伊國屋書店 (2012-09-29)
売り上げランキング: 111,293

妻と共にバカンスを過ごしていた刑事ベラミーが事件に興味を持ち、一人捜査を始める。ところが、この事件の謎解き自体はストーリーのメインではなく、ベラミーと妻や弟などベラミーという人間を取り巻く関係性を淡々と落ち着いたトーンで描かれていく。なんとも捉えどころがない。最後のテロップで「目に見えぬ別の物語が必ずある」という言葉でハッとさせられます。不思議と後に余韻を残す映画でした。クロード・シャブロル監督の遺作。

 

ストーリー(完全にネタバレありです)

墓地の近くの海岸で黒こげの車と焼死体が見つかる。死体はエミール・ルレという保険会社社員のものと見られていたが、後に別人と判明する。ルレによる保険金詐欺の疑いが浮上し、世間の注目を集めることとなるが、ルレ本人は行方をくらましており、残された妻が共犯者との疑いを受けてマスコミに追われる身となっていた。
一方、パリの警視ベラミーは妻フランソワーズと彼女の故郷であるニームでバカンスを過ごしていた。そこに謎めいた男が現れ、話を聞いて欲しいと言う。いぶかしむ妻に反して、その男に興味を抱いたベラミーは呼び出されるままに男のいるモーテルの一室にやって来る。すると男はノエル・ジャンティと名乗り、一枚の写真を見せると、そこに映っている男を殺したと言う。ジャンティは不倫をしており、愛人も妻もみなが幸せになれると思って人を殺してしまったのだと語る。要領を得ない話に、ベラミーは写真を預かって自宅に帰る。ジャンティが見せた身分証は偽物であり、名前も偽名であることを確認したベラミーはフランソワーズに写真を見せると、彼女は写真に写った男がジャンティ本人に似ていると言う。
ベラミーとフランソワーズのもとに、ベラミーの父違いの弟ジャックが訪ねて来る。ベラミーとは違い、定職にも就かず、飲んだくれの前科者であるジャックはベラミーにとって悩みの種であり、フランソワーズも快く思っていなかったが、ジャックはしばらく滞在することになる。
ベラミーはジャンティの妻に会いに行くと、彼女は今話題のルレの妻であり、しかも部屋に飾られたルレの写真から、ノエル・ジャンティがルレ本人であることに気付く。ルレの妻にルレとの夫婦関係などを聞き出したベラミーは次にルレの愛人ナディアに会いに行く。ナディアの証言によると、ルレは自分が死んだことにして保険金を妻に残し、自分はナディアと暮らすつもりだったという。さらに、ルレの身代わりとしてナディアが見つけたホームレスの男ドニを事故死に見せかけて殺すつもりだったが、実際にドニを殺害する段になって不安になったナディアは計画から降りたのだと告白する。
改めてジャンティことルレに会ったベラミーは、確かにルレはドニを自分の身代わりにして事故死させるつもりだったが、実際にはそうしなかったと証言する。ドニには元々自殺願望があり、ルレが目を離している隙に勝手に車を運転して事故を起こして死んだのだという。ベラミーはドニの遺体の身元確認をしたドニのかつての恋人クレールと会い、ルレの証言の裏付けを取ろうとする。彼女の証言によれば、ドニは自殺をするような男ではないが、遺体が見つかった近くの墓地はドニが行きたがっていた場所だったという。
ナディアとの新生活を望むルレだったが、ベラミーはナディアが事件の担当警視ルブランと関係を持っていると知ると、その事実をルレに伝える。ショックを受けたルレに代わって、ルレの妻にルレとの今後について聞きに行ったベラミーは、ルレの妻が突然死しているのを発見する。すると、ルレが姿を消し、しばらくしてニーム警察に出頭する。
クレールの知人である新人弁護士がルレの弁護を引き受けることになると、ベラミーのアドバイスによる歌を使った弁護によって、ルレに無罪判決が下る。その様子を映したテレビ映像の片隅で、ルレがナディアと抱き合って喜んでいる姿を見たベラミーは、すべてはルレとナディアの計画で、自分は騙されていたのではないかと疑うが、事件に関わることをやめる。
一方ベラミーは、ルレとの会話の影響もあり、フランソワーズがジャックと親しくしている様子に嫉妬を感じるようになっていた。そして、ベラミーは子供時代に天使のようだったジャックの存在を疎ましく思い、殺そうとしたことがあるとフランソワーズに告白する。そんな中、ベラミーの車で出て行ってしまっていたジャックが事故を起こして死んだとの連絡が来る。