ジーン・ワルツ – 海堂尊 : 本
ドイツ旅行に行く時に
何冊か本を持って行きました。
これは行きのバスの中で読み始めて、
フライトまでの間に読んでしまった。
飛行機って乗ってる時間も長いですが、
待ち時間も長いんですよねー。
さて、
今回の海堂尊氏は「産婦人科」領域をテーマにしています。
不妊治療や代理母問題、福島県立大野病院の逮捕事件などなど
この領域には難しいテーマや問題がたくさんありますもんね。
この小説はこれらの話題をとりあげながら、
決して深入りすることはなく、
上手くエンターテイメントに仕上げています。
小説には社会を変える力があるなぁ、
と感じました。
もっとも私には文才もなければ、
社会を変えようというだけの気概もありませんが。