研修医1年目で読んで良かった本・役に立った本
参考書
早いもので研修医として働きだしてもう一年が経とうとしています。あともう一年で(一応)研修終わりと思うとまだまだ足りないことだらけで不安でいっぱいです。まだまだひとりだち出来る自信がないのですが、でもまあ去年の4月のまったく右も左も分からなかった時と比べると、右と左くらいは分かるようになった気がするので少しは成長しているのかも。
研修医1年目で働き出した時に役に立った本をまとめてみました。各科の専門的なモノは除いて、どこの科でも必要になる本です。あくまで個人的な評価ですので、全員に役たつことは無いと思います。(優秀な人からすると「こんなん常識」、「今さら何を基本的なこと言ってんの」と言われるかも!?)
輸液を学ぶ人のために
というわけで輸液の本です。とにかく難しく考えないで、輸液って適当でいいんだぁーっと思わせてくれる本です。構成も会話式で説明されているのでとっつきやすいです。厚さもそんなにないので直ぐに読めるし。オススメ
抗菌薬の考え方、使い方
中外医学社
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この本は感染症で有名な岩田健太郎先生の本です。「基本的な考え方を飲み込めば、そこにあるのは楽しい知的作業である」というコンセプトで書かれているので、読み物としても面白いです。辞書的な使いかたをする本ではないですが、最初にざっと読んでおくと実際に薬使うときに考えながら処方出来るようになると思うし、またある程度使い慣れてからもう一度読むといくつも発見があると思う(←私は今ココ) でもやっぱり抗菌薬って難しい。
感染症レジデントマニュアル
内科レジデントの鉄則
当直医マニュアル
私はiPhoneにこれや、今日の治療薬やイヤーノートを入れて使っています。iPhoneならポケットがパンパンになることないですし、何より書籍と違い検索機能がついてるので便利です。
研修医当番御法度
三輪書店
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ねころんで読めるCDCガイドライン
メディカ出版
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内科診断学
フェルソン読める胸部X線写真
診断と治療社
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他にも役に立った本があった気もするけど取り敢えず今日はコレくらいで。こうやってまとめると結局定番モノが多いなぁ。
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研修医2年目で読んで良かった本・役に立った本 その1 | とびうお日記