ライフ オブ パイ |映画
想像していた内容とかなり違って面食らった。映画予告見ただけででは、トラと一緒に漂流した少年が、トラと友情を育んでいく的な内容を想像してたんだけど。見終わってみるとストーリー自体が一つの隠喩になってることが最後の最後に明かされる。
つまりパイがトラ、ハイエナ、オラウータン、シマウマと漂流したという話は作り話で、本当は、パイ、母親、コック、日本人船員の四名が漂流していたが、途中で他の3人は死亡してパイだけが助かったと。どちらの話が真実か、劇中では明確な答えは提示されないが、そういう目で見てみるとこの映画全体の意味がまるで変わってくる。
宗教観、死生観など色々考えさせる映画でした。映像綺麗で映画館で3Dで見たら綺麗だっただろうなぁ。でも少し冗長です。
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内容紹介
『アバター』以来、驚異の映像美―― TIME誌
アカデミー賞(R)最優秀監督賞含む最多4部門受賞、アン・リーが贈る感動のアドベンチャー!
パイ・パテル(少年)…スラージ・シャルマ(木村良平)
パイ・パテル(成人)…イルファン・カーン(本木雅弘)
サントッシュ・パテル…アディル・フセイン(木下浩之)
ジータ・パテル…タブー(山像かおり)
ライター…レイフ・スポール(土田 大)
コック…ジェラール・ドパルデュー(菅生隆之)
監督:アン・リー
脚本:デヴィッド・マギー
原作:ヤン・マーテル
製作:ギル・ネッター/アン・リー/デヴィッド・ウォマーク
●字幕翻訳:古田由紀子 ●吹替翻訳:栗原とみ子
1960年代初めのインド ポンディシェリで生まれた少年パイ・パテルは、父が経営する動物園で動物たちと触れ合いながら育つ。ところが、パイが16歳になった年、人生が一転する。両親がカナダ モントリオールに移住することを決め、家族と動物たちは貨物船でカナダへ向かうのだが、太平洋のど真ん中で突然の嵐に見舞われ沈没してしまう。たった一人、救命ボートにしがみつき一命を取り留めたパイ。しかし、そのボートにはリチャード・パーカーと名付けられた凶暴なベンガルトラが身を潜めていたのだった……。小さなボートと僅かな非常食、そして一頭のトラ。果たしてトラは少年の命を奪うのか、それとも希望を与えるのか!? かくしてパイと一頭のトラとの227日にも及ぶ想像を絶する漂流生活が始まった。