瞳の奥の秘密 |映画
第82回(2010年)米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画。アルゼンチン映画ってあまり馴染みがないですが、見始めてまず最初に、なんで裁判所職員の主人公が事件の捜査してるのか分からず混乱してしまった。後で調べてみたら、アルゼンチンの司法制度は予審の制度があって重要犯罪では、判事の指揮で捜査が進められることがあるとのこと、本筋とはあまり関係ありませんが。でも、アルゼンチンという異国で繰り広げられる情緒あふれる映像や人間関係が面白かった。
「瞳の奥の秘密」のタイトルどおりにラストの秘密にはゾクゾクっとするような驚きがありました。25年も持続する愛と憎しみに、見終わった後もしばらく余韻を引きずるあたり、やはり秀作と呼ばれる所以なのでしょう。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。刑事裁判所を定年退職したベンハミン・エスポシト。25年前の殺人事件を題材に小説を書き始めた彼は、当時の上司・イレーネとの再会を機に、事件の裏側に潜む謎に迫っていく。
内容(「Oricon」データベースより)
ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年―未解決の謎を小説にする男に封印された愛が甦る。刑事裁判所を引退したベンハミンは、忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。ベンハミンは判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。第82回アカデミー賞・最優秀外国語映画賞受賞作品。